40歳になりました。
昔、40歳というと大人で落ち着きもあって包容力もあって、いろいろと頼れる存在であったわけですが、実際自分がなってみると、
全然ちっぽけな存在で、全然力もなくて、子供みたいに甘ったれた気持ちで生きています。
でもそれでいいのかなって思うようにはなりました。
最近は、20代の方に
「趣味が沢山あって、すごく輝いていらっしゃいますよね。
私、趣味もないし、やりたい事もないので、羨ましいです」
と言われました。
とある本に、
「やりたいことというのは、昔やりたくてもできなかった事だったことが多い。
子供の頃の夢を思い出してみるといい。」
というような内容が載ってました。
子供の頃、なりたい職業もなかったなぁ…。
「将来の目標は何ですか?」とか「夢は何ですか?」と言われると、とても困りました。
はっきり言って夢も目標もあまりなかったからです。
けれど、やりたいけど、やれなくて我慢して耐えていたことは沢山ありました。
一言で言うと、「もっと遊びたかった」です。
それに気が付くのに、というか、突きつめるのに、何十年もかかりました。
それに気づいてから、そう悟ってから、考え方が全く変わりました。
仕事は生活をするため、最低限で良いかなとか。
深く没頭することを恐れていた節がありましたが、沼に落ちることは人生を豊かにするかなとか。
一昨年、ダーリンがいきなり倒れて入院したことがありました。
それも考え方が変わる大きな転機でもありました。
いきなり倒れてしまったら、やり残したこと、悔いが残って仕方ないです。
遊ぼう。
心残りの無いように遊ぼう。
最近「やりたいこと」がとても増えました。
始まりは戦国鍋テレビでしたが、
紹介されていた史実や人物を深く掘り下げるのは楽しいし、
そのゆかりの土地を散策するのも楽しい。
もっと楽しむためには、歴史の本を沢山読んで知識を深めたり。
古典を少し勉強して、一文字でもその歴史上の人物が書いた文字を読めるようになったり。
紹介された和歌の意味を感じることができるようになったり。
また、地理も勉強することでより流れが分かったり。
時代劇のドラマや舞台を観るのも楽しいし、
また演者さんたちにもたっぷりはまってみたりして。
そしてそれを一つずつ実行するのが楽しいです。
その為に、知識をつけ、体力を維持できるようにある程度鍛えていきたいなぁと思ってます。
ミーハー心を忘れずに、楽しく過ごしていきたいなぁと思います。
そして、美しい人になりたいと思います。
歳を取ってからの美しい人とはどういうことか考えてみました。
内面はさておき、外見で語るとこういうことかな、と。
1.清潔感がある
2.笑顔が素敵
3.姿勢が良い
1.清潔感がある
歳を取ってきて、異性の目とかも気にならなくなってくると、いろいろ手を抜きたくなったり、いろいろ面倒くさくなって来たりするけれども、グルーミングはしっかりしないとね。
清潔な上にプラス”感”とは、多分、
・匂いに気をつける
・手入れされた洋服を着る
・毛をきれいな状態に保つということ
だと思います。
鼻毛が一本出てたら台無しなように、ムダ毛は気を付けたいところです。
毎日洗髪していても、髪がボサボサに見えるだけで、だらしなく不潔に見えるので注意しなくちゃと思います。
2.笑顔が素敵
二十歳までの顔は親からもらったものだけど、それからは自己責任なんだそうです。
歳を取って来ると目が大きいとかまつ毛が長いとか割とそういうのはどうでもよくなってくるような気がします。
しわも増えます。
当たり前です。
でも、どんなしわができるかって言ったら、普段多くしている表情のしわが増えていくと思います。
笑った顔でできる目尻のしわ、法令線。
良いなって思います。
怒った時にできる眉間のしわ、イヤだなぁって思います。
しわはよく木の年輪に例えられて、人生が表情に刻まれていくって言うけれど、我慢して耐えてって生活よりも、できる限り毎日楽しんで過ごせる暮らしをしていきたいなと思います。
そんな人の笑顔は絶対素敵だと思うのです。
3.姿勢が良い
猫背って若いうちは「だらしない」だけかもだけど、年齢を重ねると「おばあちゃん」にしか見えなくなるのです。
姿勢が悪いのは、病気とかは除外するとして筋肉の衰えが大きな原因だと思うのです。
ここ数年インナーマッスルを鍛えることを心掛けているけど、継続できるように頑張ります。
人生はまだまだこれからなのです。
美しい人を目指して頑張るぜ!
こんな私ですが、皆様今後とも宜しくお願いしますm(-_-)m