島に上陸すると、とりあえず売店に行き、ボランティアさんたちによるガイドツアーのチケットを買います。
これが何と¥200という格安価格!
一日2回行われているそうなのですが、我々が参加した回は約50名ほど参加しておりました。
さすがに多すぎるので2班に分かれます。
1班目は、「60分後の船に乗って帰る方たち用」のお急ぎコース。
2班目は、「ゆっくりしていける人たち用」ということで、我々はゆっくり説明してもらえる2班目に参加しました。
売店などがあるデッキを下るととりあえず最初にあるのが、発電所。
こちらで電気を作ったり、兵士たちの食事を作っていたんですって。
猿島は南北に約450m、東西に約200mという小さな島。
道を歩くだけなら30分もあれば余裕で往復できてしまうといいます。
標高は40m。
その山を切り通して要塞が作られていました。
最初に要塞が作られたのは、江戸末期。
外国が攻めてくるといえば船しかない時代でした。
なので、陸地からちょっと離れた島は重要な防衛拠点だったのです。
切り通しはかなりしっかりと作られていて、切り通しを掘った後にレンガを積み、またそこに土を戻すという方法を取っているんだそうです。
詳しくは分からないけど、でも、200年近く経っててそれでもしっかりとしてるんだから、ちゃんとしっかり作ったんだろうなぁって感じはします。
要塞の中、入れるガイドツアーもあるんだそうですが、本日は外側のみ。
弾薬庫には入れました↓
砲台に繋がるトンネル(トンネルって表現で合ってる?)↓
ここから弾薬を地上にあげていたそうです。
通路の下には、昔使っていた水道の跡がありました。
沢山の人が通ってその跡が壊れてしまわないように、少し浮かせて通路を作ったそうです↓
仮面ライダーの撮影が行われたことがあるそうですよ↓
レンガ造りのトンネル↓
反対側は若干下がっていて、なかなか見通せないようになっています↓
トンネルの中から地上にあがる階段↓
現在、調査&修復作業中でゆくゆくは観光できるように整備される可能性もあるんだとか。
期待してます♪
トンネルを出た付近↓
何となくラピュタ感溢れます。
人を入れないように撮ると、どうすか?
普通に撮ってもなかなかのいい感じ♪
土日はコスプレイヤーたちで溢れたりするそうですよ↓
弾薬庫の中もそうだったんですが、切り通しの土の壁にもびっしりと落書きがすごかったです↓
柔らかい土っぽいので、簡単に彫れるんでしょうけど・・・折角の文化遺産だから大切にしたいですよね。
残念ですが、
どんどん風化していくとこれまた趣が出てくると思ってしまう節もあったりして。
古代人の壁画を研究していたら結果落書きだったってこととかあるのかなー?とか考えてしまいます。
トンネルを抜けると広場の方に向かいます↓
すごい近い位置に米軍基地が見えます↓
江戸幕府が作った施設が未だに現役として使われてるんですよね。
小栗さん、ステキ!!!
ガイドツアーはこちらで終了!
やっぱり教えてくれる方がいらっしゃると面白いですね!
ありがとうございましたm(-_-)m
解散した後はガイドツアーで回らなかった日蓮洞窟に向かいます。
その昔、日蓮さんが海で遭難した時に白いサルに導かれたどり着いたのが、こちらの島だったんだそうです。
そこからこの島は猿島と呼ばれるようになったんだそうです。
弥生時代から江戸時代まで貝塚として使われていたそうです。
江戸時代にも貝塚ってあったんですね。
なんか貝塚って縄文とか弥生時代だけのものかと思ってました。
洞窟から下に下ると海に出ます↓
釣りをしてる人も沢山いらっしゃいました↓
島を堪能したところで、船に乗り込みます。
ありがとう、猿島↓