書くのがとても遅くなりましたが、9月の末に舞台・真田十勇士観劇して参りました〜(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ
場所は新国立劇場。
初台の駅から直結の便利な劇場です。
今回は、パワーアップしての再演ということで期待が高まります。
初演もかなり面白かったし、舞台って殆どのものが「初演が一番面白かった」って言われているので、そこを超える難しさがあるよね。
今回の私の席はC列ということで、左側の前から3番目!!!
と喜んでいたのですが、舞台がまぁるくなっているので前から2列目でしたヾ(@⌒▽⌒@)ノワーイ
さぞ首が痛くなるだろうと予測して行ったのですが、こちらの舞台はそこまで高い位置にはなくて前列はものすごく見やすかったのです。
東京千秋楽に近い日の回だったので、だいぶ慣れている感じの安定感のある演技。
アドリブ合戦やパロディ合戦なども面白かったです。
特に今回は大河・真田丸のパロディネタを思いっきりぶち込んであって、利用できるネタは何でも利用する姿勢が〇でしたw
今回の劇場では、前回観た劇場よりもより奥行きがあり、客席も思いっきり利用して大きく大きく使ってました。
なので、前席にいるとまるで一緒に祭をしていたり、共に戦をしているかのような臨場感がありました。
初演の時も舞台上の大きな岩とかが回転したり動いてましたが、今回は動き方が回ったり前後左右したりしてて、ちょっとペダステを思い出してみたり。
多角的に見えるので、スピード感や迫力が凄まじかったです。
その上でアクロバティックな殺陣を繰り広げる訳ですから、それはもうハラハラさせられっぱなし!
舞台って不思議なものですよね、映画と違って風景が殆どないのにそれはもう鮮やかに風景が頭の中で再生されるんですもの。
話の内容は、初演や映画と同じなので割愛します。
十勇士が集まるところまでにまるまる一幕分を使います。
丁寧に人物像を描いていくので、やっぱり登場人物に愛着がわくし応援したくなります。
最初の人物像を丁寧に描いているので、腰抜けだった幸村が本物の勇敢な武士へと成長していく様子や、嘘つきでその場凌ぎのいい加減な佐助が信念を持っていく様子だったり、その成長の変化がよく分かります。
キャスティングもとても良かったと思いました。
前回引き続きの佐助役の勘九郎さんや幸村役の加藤雅也さんはもう言うまでもないですが
淀さん役の浅野ゆう子さん、すごくはまってると思いました!
私の中の淀さんのイメージにぴったり!!
見た目は華やかで女性らしいんだけど、貫録があって肝が据わってる。
男性を惹きつける小悪魔要素もあり、でも自分を曲げない。
信念とプライドを持っている。
初演や映画と比べ、同じセリフを言っててもこうもしっくりくるものか・・・と正直驚きました。
そして意外に良かったのが、女忍者・火垂役の篠田麻里子さん。
キャスティングが決まった時、正直がっかりしたんですよね。
知名度頼りのキャスティングだなぁって。
番宣の番組で練習されてるところを見て、違和感をものすごく感じてたんですよね。
その時とはまるで別人でした。
すごく努力をされたんでしょうね。
俊敏で颯爽とした佇まいやキレのある走り方や殺陣は鳥肌ものでした。
「知名度のあるアイドルだから」と意地悪な色眼鏡で見ていた自分を猛省です。
手足も長くスタイルも良くて、何だか大好きになりました。
今回村井くんは、根津甚八&豊臣秀頼の二役でした。
強がってバカにされたくなくて虚勢を張り続ける甚八が自分の弱さを真摯に認め仲間のために自分ができることを何とか探そうともがいていく様子も心を打たれました。
一方、秀頼さまは常に落ち着いて品格のある佇まい。
初演&映画の村井くんは、海野六郎役だったのですが一番先にお亡くなりになったので悲しかったですが今回は生き残ることができて何よりです(T_T)
話の内容も舞台構成もキャスティングもすべて大満足な舞台でした。
初演よりも面白かったと思います!
DVD出たらきっと買ってしまうだろうな♪
一つ残念な点は、パンレットがA3サイズだったことです。
A4だったら欲しかった!
A3サイズのパンフレットなんて置く場所なんかどこにもないよ!!!
毎回毎回、日テレ系の舞台ってどうしてA3なんだろう(-"-;)
ちょっと割高でもいいからA4サイズ版も作って欲しいものです。
<追記>
後から知ったのですが、私が観に行った回にはなんとさと兄も観に来ていたのでした!!
あぁ見つけたかった・・・!!
その前に観に行ったこち亀の舞台の時は、たっきーも観に来ていたみたいだったし・・・。
結構同じ会場にいてもわからないものですね(´□`;)