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〜かすみさんの徒然日記〜

忙しくて最近はTwitterの中で生活中です
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muro式 9.5 「答え」 観劇レポ

JUGEMテーマ:舞台鑑賞

 

先日、muro式9.5「答え」を観て参りました〜(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ

muro式、今回で3回目となりますが、年々チケットの取りづらさを感じます。

去年は東京公演&神奈川公演があったと思ったんですが、今年は東京公演のみだから競争率も高くなってるしさ。

何とか平日の昼間公演を取ることができました。

ちょっと分かり辛い場所に会場があるそうで、目印をつけるなんて聞いていましたが・・・

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うん、分かりやすい目印ですねwww

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今回の会場は、何と能楽堂!

あの、能を舞う舞台です。

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入り口は奥にあるみたいで、たくさんの幟が道を作ってくれています。

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さすがムロさん!

人たらしだわぁ。

主役級の有名人の幟にだいぶテンションが上がります。

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ロビーには、去年の舞台で活躍していたベイ〇ックスくんも・・・↓

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能楽堂の中は、不思議な雰囲気でした。

伝統とか格式を感じました。

左から、「橋かがり」という花道のような通路があり、右側に屋根と柱付きの舞台があります。

橋かがり前の席を「脇正面」と呼び、舞台正面の前の席を「正面」と呼び、脇正面と正面の間の斜めゾーンの席を「中正面」と呼ぶそうです。

中正面の席は場合によっては舞台の柱で役者さんが見えたり見えなかったり微妙な場合もあるとか。

こちらの会場の座席はおよそ300席という小さい会場。

横に広く縦は短い座席列なので、後方だから見えにくいって感じではなかったと思います。

私は正面席の前から6番目の席!!

とっても観やすかったですよ♪

 

_____________________

 

今回は、何と一人芝居。

とある青年の物語をいろんな視点からいろんな時間軸から描いてて。

プロローグがあって

コント仕立ての話が3つあって。

話と話の間に流れるドビュッシーの「月の光」がまたキレイでちょっと切なくて。

大見さんが作る3Dマッピングの映像も素晴らしく。

3つの違う話がエピローグで見事に一つにまとまるっていう。

最後、話的に「大人はやっぱり嘘つきでずるいけど、仕方ないんだよなぁ」ってちょっと切ない気持ちにもなってしまったけれど(^_^;)

テンポがよく、面白く、迫力もあってすごい楽しかったo(゚▽゚o)

驚いたのが、早着替え!!

袖にはけて5秒もしないうちに全然違う衣装で現れてってのが何回もあって、ほんとにびっくりしました。

一人芝居で一時間。

しゃべり倒しで大変だったと思ったのですが・・・

 

muro式の真骨頂はやっぱりカーテンコールなのでした(^_^;)

あれだけ芝居でしゃべり倒した後だというのに、喋る、喋る!!!

今回muro式は10回目。

去年9の時に「来年は10だから大々的にすごいことをやりたい」って言ってたけど、いろんな方との予定が合わずに今年は無しかもって流れになって行ったんだそう。

そこに社長さんが「能楽堂」を取ってくれて、徐々にアイデアが生まれていったみたいです。

muro式やバナシで、ムロさんが毎回話す「大失敗」。

昔、一人芝居をやって本当にすべってひどい思いをしたそうです。

知り合いしかいない観客席だったのに、ものすごい静けさで、その感想が

「ツヨシ、かわいそう・・・」

だったそうです。

muro式10回目は、その時の自分に対する「答え」でもあったんだとか。

着実にキャリアを重ね、自分一人だけじゃできないことをサポートしてくれる素敵な仲間に恵まれ、こうして素晴らしい舞台を公演している。

すごい人だなぁって改めて思います。

心も強いし、努力も並大抵じゃないと思います。

そしてそういう弱いところ、格好悪い裏側も全部話してくれるところが人としてより魅力的なんでしょうね。

よし、私もあなたに協力するよ!!

って思わせますもんね。

今回の9.5ってのは、10回目だけど、半人前の自分ということで0.5を+して9.5にしてみたんだそうです。

「muro式10は、今度こそお祭りにしようと思ってます!

 いろんなゲストも呼ぼうと思ってます!!」

期待しております!

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| かすみ | 趣味 | 17:18 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
サニーヒルズ

JUGEMテーマ:グルメ

 

先日、サニーヒルズ青山店に行って参りました〜(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ

噂ですっごく美味しいパイナップルケーキがあるっていうのと、パイナップルみたいな外観のおしゃれなカフェがあるってのを聞いてて行ってみたかったんです^^

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外観はパイナップルみたいな感じというか、鳥の巣みたいっていうか。

オシャレでかわいいデザイン!

 

1階はカウンターがあるだけのシンプルな空間。

店「おもてなしの一杯はご利用になりますか?」

私「???」

店「(^^)」

私「はい、お願いします」

 

2階&3階はこんな感じ♪

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大きいテーブルがあって、相席で案内されます。

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出てきたのは、すっきりとした味わいの中国茶とパイナップルケーキ!

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「おもてなし」というからには、どうやら無料のようだ!!?

ちょっとおろおろしていると、隣に座っていた年配の女性が教えてくれる。

「これは無料でサービスしてくれてるのよ♪

 涼しいしゆっくりできるしお茶は何杯も頂けるからよく来るの」

私は普通のカフェだと思い込んでいたのですが、どうやらお持ち帰り用の販売店だったのでした!

「商品も買えるし、買わないで帰るのもできるしね♪」

(↑いや、買えよ!!!)

 

パイナップルケーキはカロリーメイトを太くしたような見た目。

中にたっぷりのパイナップルジャムが入っています。

ジャムなのに甘すぎずとてもフルーティ。

ケーキというよりはジャム入りのクッキーって感じでした。

私にはどストライクなお味だったので、もちろんお買上〜♪

商品は、パイナップルケーキとパイナップルジュースと中国茶の3品のみでした。

 

ステキ空間で美味しかったんだけれども、

カフェだと思い込んでいたので

違うメニューやらもうちょっとボリュームとかを想像していたので、ちょっとお腹は満たされないままお店を後にしたのでした。

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パイナップルケーキ一個¥300

10個入りのを買ってみました♪

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見た目、カロリーメイトっぽいでしょ?

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中はこんな感じ!

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| かすみ | グルメ | 18:58 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
今年のお盆

夏ももうすぐ終わりですね。

皆さんはどんな夏休みを送りましたか?

 

私はいつもと変わらず出勤していたり、健康診断にいそしんでいましたよ!

健康診断、うちの会社のは生活習慣病健康診断ってやつで、総合が付いてないので、乳がん検診と子宮がん検診が付いてないんです。

なので乳がん検診などは区から案内やら無料クーポンが出ていたのでそちらを利用することにしました。

別日程で2回行かなきゃだけど仕方ないですよね。

大体、健康診断の案内が来るのが4月。

区の案内が来るのが5月。

区の健康診断予約開始時期が6月。

そうすると、受診するのは今の季節になるのよね。

病院「今予約しますと、一番早いのが8月の中旬なんですが・・・」

私「じゃぁ、そこで」

ってか、

4年ほど大阪にいたからすっかり忘れていたけど・・・

世間ではお盆休みなんだよね!!!?

大阪にいた時は会社内の人しか知り合いがいなかったから、すっかり忘れきってたけど

土日休みの人たちと平日会えるチャンス週間だったよね!!!?

何と言う勿体ないことを・・・(´□`;)

誘ってくれた皆さん、すいませんでしたm(-_-)m

来年は、空けときます!

 

今年も採血は痛いし、

マンモグラフィも痛いし、

バリウムはまずかったし、

その後の下剤は効きすぎてだいぶしんどかったです(_ _。)・・・シュン

良い結果が出ますように・・・(-"-;)

 

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私「ほんと、毎年毎年大変ですよね・・・(´□`;)」

ママ「(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル」

私「∑(゚∇゚|||)はぁうっ!しまった・・・」

マ「私、やっぱり怖いからバリウムやがん検診は良いわ・・・」

ちなみにママはダーリンの扶養に入ってるんですが、ダーリンの会社の健康診断はもっと簡易なものでがん検診全般付いていないタイプ。

私「ちゃんと区から案内来てるじゃないですかっ!」

マ「やだやだ怖い、恐い(≧д≦)」

ママは生まれて一度もがん検診をしたことがないのでした・・・(-"-;)

症状が出てからじゃ遅いんだぜぇぇぇっ!

どう説得するか当面の課題です。

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キ「・・・・・」

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キジくんの健康診断は10月なのじゃ〜!

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| かすみ | 美容・健康 | 09:38 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
キジくんとの遊び

JUGEMテーマ:にゃんこ

 

夕飯後、寛いでいるとキジくんが話しかけてくる。

キ「遊んでやるよ」

私「結構です」

キ「遊んでやるって言ってんだろ!?」

私「いえいえ、間に合ってます」

キ「いいから、相手しろよ!

  行くぜ!」

キジくんが襲ってこない訳ないんですが、最近の私は「遊んでやるよ」というネコ語を完全に聞き取れるようになりましたよ!

拒否るネコ語をどうやってマスターするかがこれからの課題です(´□`;)

ともあれ、素手でキジくんと遊ぶと危ないので、三代目鍋つかみをはめて応戦!

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良い口の開けっぷりです!

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カメラを向けるとちょっとぶりっこするキジくんですが、今回は良い動画が撮れましたww

あ、テレビの音がものすごく入っているので音消して観た方が良いです!

疲れ切ると、ダーリンに撫でてもらいに行くキジくん。

なされるがまま。

どういうこと!!?ヾ(*`Д´*)ノ"

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| かすみ | キジタ | 18:08 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
階段にゃんこ

JUGEMテーマ:にゃんこ

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近頃階段がお気に入りのキジくん。

皆さんお察しの通り、通りかかった人はもれなく襲われます。

(といっても襲われるのは私だけだが)

キ「うりゃぁっ!」

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私「やめてもらえませんかね(-_-メ)」

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このドヤ顔である。

 

階段は冷房も直接当たらないし、ちょっぴり涼しいんだってさ。

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間違えて踏んづけないように気を配る毎日なのでした。

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無防備すぎますよーーーーっ!!!

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| かすみ | キジタ | 00:34 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
戦国鳥獣戯画!!?

最近、ちょっとずつですが村井くんや応援している舞台俳優さんたちの名前がメディアに取り上げられるようになってきて嬉しく思う私です。

ネットニュースでも、「イケメン俳優」という表記から名前がきちんと載るようになって来ました。

もうすぐ舞台&映画で真田十勇士が公開されるので、村井くんも番宣やイベントに出たりしてて、ちゃんと名前が載るようになるっていうのはファンにとっては嬉しい限り♪

 

そんな中、こんな嬉しいニュースが飛び込んできました。

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戦国鳥獣戯画というアニメが10月から始まるらしいのです!!

この胡散臭さ、戦国鍋に通じるものが・・・!?

スタッフさんも戦国鍋スタッフと同じみたいだし、期待も高まります。

10月はヨシヒコ3も始まるし、楽しみだわ♪

 

そういえば、この間アメトーークで仮面ライダー芸人やってましたね。

佐藤健くんとか菅田将暉くんとかテレビでそこそこ認知度がある俳優さんはちゃんと字幕で名前が紹介されていたのに対し、舞台系の俳優陣は字幕が一切出なかったのが残念でした。

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仮面ライダーディケイド役の井上くん↑

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の横にいるクウガ役村井くん↑

この微妙なボケボケショットが3秒くらい映ってました!!!

いつか名前の字幕付きでキー局ゴールデンで村井くんが観れる日が来ますように☆

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| かすみ | 趣味 | 10:49 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
アイワズライト

JUGEMテーマ:舞台鑑賞

 

先日、村井くん主演の舞台エムキチビート第13回公演『アイワズライト』を観劇して参りました。

I was right かな?って思ったら

I was lightでした。

私は光だったーーーーーー

絶対泣く話だろうな、と思ってちょっと覚悟して臨んだんですが

思った以上に辛くて可愛そうで

最後は大号泣していたので、もう観てられなかったです・・・。

 

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その目の不自由な男の子は、深い森の中で「ピーターパン」の物語を描いていた。

その隣で物語を記録していく親友がいた。

そして終わらない物語がゆっくりと動き出す。
かつて光であった全ての「あなたへ」旅立ちの物語を。

 

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記者と名乗る老齢の男性(スミムラ)が若い女性(ワスレナ)を訪ねるところから話は始まる。

ワスレナがブログに書き記した不思議な話について、インタビューを始める。

 

5年前震災直後。

災害支援ボランティアだったワスレナは危険区域にあるとある施設を訪れる。

誰も居ないと思われたその施設には、「マシロ」という盲目の青年と寄り添うようにそばにいる「ハイバ」という青年がいた。

「マシロ」は自分なりのピーターパンの物語を描いていた。

「もういいかい?」

「マシロ」がまぶたに手をあて空想の世界に問いかけると、ネバーランドの世界が色鮮やかにそれはエネルギッシュに動き出す。

「ハイバ」はノートパソコンで「マシロ」の話を記録していた。

「ハイバ」はワスレナに何度も「帰ってくれ」と突き放すが「マシロ」は「一緒にいて物語を一緒に描くのを手伝ってほしい」という。

僕を置いて行かないで・・・!

一人にしないで・・・・!!

 

「マシロ」と「ハイバ」が出会ったのは10年前の中学生の時。

「マシロ」は特別養護教員の協力を得て普通クラスに通うことになった。

目の不自由な「マシロ」はいじめの対象に。

同じくいじめの対象になっていた「ハイバ」とは図書室で出会い友情を育むようになる。

「かくれんぼして遊ぼうぜ」

「マシロ」はいつも鬼だった。

見つけられない、見つけたところで見えない。

「もういいかい?」

ずっとずっと一人で問いかけ続ける。

何十分も何時間も。

「ハイバ」は一度そのいじめに加担してしまったことがあった。

いじめっ子たちに隠されたノートパソコンを取りに「ハイバ」はかくれんぼが始まる屋上へ戻った。

「マシロ」が言う。

「ハイバ、もう、いいよね・・・?」

その瞬間、「マシロ」は屋上から飛び降りた。

 

物語の中のピーターパンは空を飛べない設定だった。

そしてティンカーベルの言葉が聞こえなかった。

物語のピーターはちょっと強引で先を急ごうとする。

仲間たちの間で起こる衝突や不満はピーターに向けられる。

「そもそもピーターは何で飛べないんだ?」

「偽物なんじゃないか?」

物語は感情的でとても散文的だ。
違う、僕は偽物じゃない。

どうしてだ?

どうしてみんな僕を信じてくれないんだ?

うまくいかない。

どうやっても物語を理想に持っていけない。

「何度やってもダメなんだ。

何度やってもうまくいかないんだ」

中学時代の苛められていた記憶がよみがえり邪魔をする。

その度に「マシロ」は発狂して吐いて倒れてしまう。

 

なぜだ?どうしてだ?

錯乱する「マシロ」に「ハイバ」は静かに寄り添う。

またやり直そう。

ダメだ、「ハイバ」の時間を進めてあげなくちゃ。

物語を終わらせなくちゃ・・・。

「偽物!」

「偽物!!」

偽物のピーターを海賊・インディアン・そして仲間が包囲する。

僕は偽物なんかじゃない・・・!!

 

「マシロ」はマシロじゃないんだ・・・。

「マシロ」はマシロじゃないから、だから物語をどう進めていけばいいかが分からないんだ。

「ハイバ」は語る。

「マシロ」はハイバ。

目の前でマシロに飛び降りられたハイバは、発狂する。

自分のせいでマシロを死なせてしまった。

マシロを死なせたくないという気持ちから自分が「マシロ」なんだと思い込むようになる。

そして精神病の施設に入れられた。

彼は昔マシロやハイバを苛めていた生徒の一人だった。

学校を卒業した後に介護の職に就いた。

二人が再会したのは震災の時。

崩れるビルの中再会した。

「マシロ」が自分を「ハイバ」と呼んだから。

僕は「ハイバ」になると決めた・・・。

そこから二人の時間は止まったままだった。
現在と過去と空想と現実と狂気が錯綜する。

 

お母さん、どうして僕を棄てたの?

「マシロ」はワスレナの中に母を見たのかもしれない。

ワスレナには恋人がいた。

ワスレナには障害を持った弟がいた。

恋人と結婚しようとした時、彼の両親に反対をされた。

「障害の遺伝子を持つ女と結婚させるわけにはいかない」と。

ここに来れば死ねると思った・・・。

死なないで、お願いだから

ワスレナがハイバを抱きしめる。

 

物語が動き出す。

ピーターを救ったのは、ティンカーベルとロストボーイのリーダーだった。

ピーターを後押しするとほかの仲間も続くようにピーターを援護した。

「ありがとう、ティンカーベル。

 ずっとそばにいてくれてたんだね」

マシロの姿をしたティンカーベルは嬉しそうに笑った。

 

そこから5年は何があったかはわからない。

スミムラは実はマシロを担当していた特別養護の教員だった。

スミムラの時間もまた止まったままだった。

どうして助けてあげられなかったのか。

そこにタイムカプセルとして埋められていたマシロからスミムラへの感謝の手紙が届く。

最後に感じたものは一筋の光。
私はあなたにとっての光だった。
私はあなたにとっての希望だった。

最後は少し救われたのかな。

「マシロ」と「ハイバ」は震災の時にがれきの下敷きになって亡くなってしまっていた。

彼らが成仏できていると信じたい。

_____________________

 

スミムラとワスレナが出会って話している現在。

震災があった5年前。

彼らが中学生だった頃の15年前。

そして空想の世界。

色んな世界と時間軸が交錯して複雑なんだけれど、心が振り回される作品でした。

ワスレナの現状は語られていなかったけれど、あの時お腹の中にいた子供がマシロの生まれ変わりで今度は笑って幸せに暮らせているといいなとか。

震災ボランティアでカキツバタ君というワスレナに一目ぼれした男性スタッフがいたんだけれど、その人と結婚してるといいなとか思いました。

暗く重く繊細な物語の世界観を思いっきりぶち壊してくれる空気が読めない明るい男カキツバタ。

カキツバタはこの舞台の中で私にとっての光でした。

 

最後は少し救われたのかな?

というお話でしたが、良かったねとは決して言えない話ですよね。

そもそもどうして障害を持った頑張り屋さんの少女が自殺しなくちゃいけないかって思うんですよ。

演じていた黒沢ともよさんが背が低いこともあり、本当に子どもにしか見えなかったんです。

こんなに小さい子がこんなに苦しんで・・・と思うとたまんなくなります。

この間、障害者の施設で最悪の事件が起きましたよね。

こんな風に障害者を思う人間もいるのかとすごくショックでした。

そして東日本大震災の時、誰も救助に行くことができずに放置されていた場所が沢山ありました。

救助を待って待って絶望の中亡くなっていった方が多かったんだろうと思うと胸が締め付けられます。

こんなに進んだ国だと思ってたけど、何もできなかった。

いじめの問題、障害者への偏見や差別、世の中にはまだ解決することのできない難しい問題が山積していて、私たちはその中で生きている。

自分の無力さを感じます。

無力さを感じながらも前向きに生きて行かないとなんですが。

_____________________

 

「マシロ」役 村井良大くん

今回の村井くんは、透明感あふれる繊細な役どころでした。

盲目の役ということで目は開いているし、話す人の姿は追っているけど焦点は合っていないんです。

22〜23歳くらいの青年役だったと思うんですが、時間が止まっているので中学生みたいな子供っぽい感じもあって。

心が揺れ動く感情が、こちらに響くどころか突き刺さってきて本当に辛かったです。

改めてすごい役者さんだと思いました。

 

「ハイバ」役 末原拓馬さん

「マシロ」の影となり支えとなり静かなんですが、安心感というか安定感というか。

力強い存在感があって素敵でした。

 

マシロ役 黒沢ともよさん

劇中では本当に子どもにしか見えなくて、後で調べてしまったんですが、20歳の女優さんでした。

身長が150cmないということで・・・まぁ私が小学校4〜5年生くらいの時の身長ですね(^_^;)

軽やかでやっぱり透明感があり心に残る女優さんでした。

 

演奏

今回はストレートプレイでしたが生演奏でした。

ピアノとヴァイオリンとチェロの三重奏で、それはもう気持ちが昂ぶった時に心に突き刺さる演奏を奏でてくれるものだから、余計に気持ちが荒らぶりました。

 

DVD

アイワズライトはDVD化されるそうです。

こんなにも辛い作品は2回は観れないので、今回は買わないことにしました。

やっぱり私は喜劇が好きです。

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| かすみ | 趣味 | 15:56 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
しっぽ

JUGEMテーマ:にゃんこ

 

窓の外に向かって何やら話しかけているキジくん。

キ「うにゃにゃにゃっ!」

私「キジくん、誰とお話ししてるの〜?」

キ「(((((((((ヘ( ̄ω ̄|||)ヘぎくッ!」

何だか知らんが後ろめたいことがあったのか、ぎくりとしていそいそと窓から降りて床に寝転び平然を装うキジくん。

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私「そんなやましいことをしていたのかよ・・・( ̄∇ ̄;)」

キ「別にっ。なんでもねぇし!

  普通だしっ!」

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しっぽ・・・・・。

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しっぽが狸みたいになってますよ〜!

しっぽは正直だなぁww

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| かすみ | キジタ | 23:37 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
三人どころじゃない吉三

JUGEMテーマ:舞台鑑賞

 

先日、少年社中第32回公演『三人どころじゃない吉三』を観て参りました〜(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ

『贋作・好色一代男』にどはまりした私はめっちゃ期待して行ってきたのでした♪

戦国鍋でお馴染みの役者さんは、鈴木拡樹くん、中村龍介くん、山本匠馬くんが出演されておりました。

好色一代男のDVDを何回も観ているおかげで少年社中の皆さんのお顔もすっかり覚えた私。

ほぼ全員知っている方なので、ものすごい親しみを感じます。

 

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初めて来ました新宿紀伊国屋ホール。

書店の中にホールがあるだなんて不思議な感じです。

小さめで、役者さんとの距離が丁度いい感じのホールでした。

私の席は後方の真ん中ブロックの通路席。

チケットが取れないと大騒ぎされている本公演ですが、まさか通路席とは・・・!

後方ということで残念ながら役者さんたちが横を通ることはありませんでしたが、こんなに良い席で観られて感激でした。

 

さて、今回は歌舞伎で人気のある演目『三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ)』が題材となっているお話でした。

吉三(きちさ)という同じ名前を持つ3人の盗賊のお話で、百両のお金と庚申丸という刀を巡る物語。

三人の数奇な生い立ちや関係性。

最後は三人が差し違えて死ぬという悲劇なのでした。

一つのきっかけが繊細に複雑に絡み合って、もうどうすることもできなくなってしまうお話。

↑ここまでのお話は歌舞伎の内容と同じようです。

 

三人の吉三は地獄に落ちる。

そこに謎の男が登場。

「時を戻すから、もう一度やり直せ」

吉三はやり直す。

不思議な縁で結ばれた人たちが全員幸せになれるように。

不幸の連鎖が断ち切られるように。

でも、何度やっても何度やってもお互いが殺し殺される悲惨な結末に。

これが本当の地獄の苦しみなのだな・・・。

大切に思う人を何度やっても殺してしまう何度やっても幸せにすることができないなんて。

もう絶望しかないのか?

しかし、吉三は諦めなかった。

何百回、何千回、それ以上繰り返し繰り返し・・・。

最後は登場人物全員が幸せで笑って暮らせる運命を作ることができた。

苦しみや悲しみ、絶望を乗り越えて。

これ以上ない幸せな姿を見ることができて胸が熱くなりました。

 

今回の舞台もすごく全体としてテンポがよく、照明や衣装の色彩が艶やかでうっとりしました。

物語もわかりやすく、最初は悲劇なのにも拘らずすっごい笑えて笑えて笑えて。

でも、すごく悲しくて辛くて悔しくて堪らなくなって。

最後は打ち砕くように爽快で楽しく希望に満ち溢れて終わる。

まさに心が揺さぶられっぱなしでした。

DVDが出たら買ってしまうと思います。

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| かすみ | 趣味 | 17:13 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

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