先週、久しぶりにダーリンと休みが一緒になったので、久しぶりに遠出デートに行くことにしました。
今回の行き先は、伊勢神宮!
伊勢神宮マニアの先輩に聞くと、買うべき切符から行くべき場所やルートなど詳しく教えてくれた。
持つべきは、先達!!!
ありがとうございます!
なんか最近、あちこちの歴史の名所を巡っているせいで、どうにも伊勢神宮が峻険な山のてっぺんにある気がしてしまって仕方なかった私。
どうやらかなり観光地化されているので、そんなに体力的にキツくはなさそうだ。
けれど、季節的に日没が早いので早めの時間に出発します。
家を出てから約2時間半。
伊勢市に到着〜☆
伊勢市駅の目の前は外宮の山道になっていますが、先達にオススメされた
月夜見宮(つきよみのみや)に先にお参りしてみることにしました。
建物が新しくて、キレイだな…
率直に思いました。
式年遷宮って、ここも関係ある???
新しくて、きれいだ。
清々しい思いがする。
続いて、
外宮(げくう)へ。
外宮とは豊受大神宮(とようけだいじんぐう)といい、豊受大御神(とようけおおみかみ)をお祀りしているお社。
豊受大御神は食べ物の神様なので、我々が今食べ物を食べられるのも豊受大御神のおかげなのだとか。
この日は暖かく、とても気持ちの良い日でした。
境内に入ると、不思議と背筋がすっと伸びるといいますか、うまく言えませんがとても心地が良いのです。
境内は広く、とても美しかった。
森も生命力にあふれているけれど、整備が行き届いている。
ゴミも落ちていないし、腐敗しているものも朽ち果てているものもないのです。
古くて、でも新しい。
自然と人の共存を感じました。
伊勢神宮とは、正式名称は神宮というそうです。
一番古く、一番格の高い、場所なのだそうです。
神宮のほかに、熱田神宮とか明治神宮とかいろんな神宮ができてしまったので、わかりやすくするために伊勢神宮と呼ばれるようになったのだそうです。
神宮は、大きくは外宮と内宮に分かれていて、今歩いている外宮は約1500年前に建てられたもの。
いろんな別宮や末社、摂社などを含め125社をトータルで神宮なのだそうです。
しばらく歩いていくと、正宮が見えてきます。
正宮の隣には、同じくらいの面積の更地が。
きっと、この場所に昨年まで一代前の正宮があったんでしょうねぇ。
正宮で写真を撮ってもよいのはここまで。
ぐるっと目についた別宮なども見てみましたが、やはりすべてが新しい。
せんぐう館という、資料館にも行ってみました。
式年遷宮、どうやら125社すべてを新しくしているのだそうです。
20年に一度、それを1000年以上も。
すごいことです。
きっと昨年すごい大きなニュースとして取り上げられたのは、正宮が移ったからだと思うんです。
一年内に125社一気に変えるなんて絶対無理なので、常にどこかは工事しているようなそんな感じだと思うんです。
「完璧に完成させないことが素晴らしい」って古典でよく聞く考え方はここからきているんだろうなぁと感じました。
この日は、回る場所が多いので急いで内宮へ向かいます。
外宮から内宮までは割と頻繁にバスが出ていて、かなり移動は楽チンでした。
内宮は皇大神宮(こうたいじんぐう)といいまして、天皇の祖先である天照大神(あまてらすおおみかみ)を祀っています。
こちらは約2000年前からお祀りされているそうです。
五十鈴川を超えると、神域です。
参拝の前に川で手を清めます。
内宮の正宮に上がる前の階段。
撮影はここまで。
初めてのお伊勢参りは、感動的なものでした。
そして、とても興味深いものでした。
日本の歴史の根本的なものがここにはまだ存在し続けている。
神宮に来る前に予習する時間は割とあったのですが、そこまで興味を持てないでいたのです。
実際、目にして空気に触れてみるとやっぱり関心はぐんぐん湧き出てきますね。
神様のお名前、全然知らなかったけれど、勉強してみたいなと思いました。
日本神話、そして日本神道、これも今後調べていきたいと思います。
神宮と大社、神社、摂社、末社、別宮、何がどう違うのか?
仏教と神道はどう違うのか??
そもそもの根本的なことからわかっていない私ですが、時間を見つけて徐々に調べていきたいなと思います。
伊勢神宮のサイトもすごくわかりやすくて、勉強になるので見ていて楽しいです。
こんなところも古くて新しいよね。
助かります!
「伊勢神宮は本当に奥が深いのよ!」
伊勢神宮マニアの先輩が熱く語るのもちょっとわかるような気がします。
125社をちゃんとまわろうと思ったら、1日2日じゃ絶対無理。
でも、少し触れるだけでも確かに心に響く場所でした。
本当に来てよかったです。
あ、伊勢神宮は本当に観光地化されていますし、バリアフリー化も進んでいます。
交通網も発達しているし、建物もお手洗いもとてもきれいです。
ぜひ、一生に一度は訪れるべき場所だと思います。