モンデローニクラブ ジャポン 相模原店 [総合評価2:★★☆☆☆]
店の雰囲気 [評価2:★★☆☆☆]
スタッフの態度 [評価1:★☆☆☆☆]
施術 [評価3:★★★☆☆]
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どこだよ、そこ・・・?
って感じだが、ここが人生で一番最初に行ったエステサロンだった。
今から10年くらい前になるだろうか?
「口コミ」で広がって大きくなったサロンらしく、私も知り合いの紹介で行くことになったのだった。
就職したてでやっと自分の自由になるお金ができてきた頃のことだった。
「もしもし、久しぶり〜!」
それは高校の時の同級生で、私とは殆ど話したことのない娘だったが、でもなんだか懐かしい感じがした。
話すこと、数10分・・・。
「でね、今私エステにはまってて、すごくいいの、そこ!!!」
という運びでそのエステに行ってみないかという話になった。
今になってみれば、殆ど話したことのなかった知り合いがいきなり電話をかけてきて誘いをかけるなんて事は、宗教かそれかマルチ商法かどちらかしかないと分かるんだが、その頃の私はまだ純粋だったのだ。
っていうか、私の行っていた高校の同級生にまさかそんなことをするような人はいない・・・とそんな気分だったのです。
そこは、本当にエステらしからぬ小さいサロンだった。
普通の2LDKのマンションをエステサロンとして使っているだけだった。
リビングにはそこの会員とみられる人たちとスタッフ達が10人くらいいてわいわい雑談で盛り上がっている。
そこの輪の中に入ってしまえれば確かに楽しいのかも知れない。
誘ってくれた彼女は確かに楽しそうで活き活きとしていた。
しかし、そこにいる人たちは明らかに私とは違う人種達だった。
ので、私には居心地は悪かった。
そこのサロンの方針は「ホームエステの手助けをする」事にあった。
サロンで施術をして良くなっても、普段の生活で気を使わなくては元に戻ってしまう。
「美しさ」の基本は毎日の生活にある訳で、だから家でできることをやらないと意味がないという考えだ。
だからそこのサロンでは、家でやることのメニューを作り、やり方などを指導して一週間に一回くらい状態を見て、また指導して・・・といったことをしていた。
っていうか、仲の良い仲間内で雑談をしているようにしか見えなかったが・・・(ーー;)
ホームエステのために使う化粧品などは当然実費だったが、そこに行って雑談に花を咲かせているだけでは一切金がかからなかった。
だから、そこの空間が好きな人にとっては最高のエステだとは思うけどね。
でも、あまり仲の良くない人種の中に毎週行かなくてはいけないというのはかなりのストレスとなってきて、行かない日々が続くようになってきた。
「最近来てくれないじゃんどうしたの〜〜?来週は来てくれる〜〜?」
とスタッフから電話が頻繁にはいるのもうざかった。
一番のストレスは、スタッフから仕切りに「友達を紹介してくれ」と言われることにあった。
一回サロンの責任者に「友人紹介システム」について詳しい説明を受けた。
○人紹介して、その人が入会してくれるとハワイ旅行とか・・・。
いい加減イヤになった私は
「マルチ商法は、商法上犯罪ですよ」と言ってサロンを去った。
その責任者は大激怒していたが、精神的に耐えられなくなったのだった。
私がマルチ商法や詐欺の手口や商法についてそこそこ詳しくなったのは、ここに来て色々と考えさせられたおかげである。
そう言う意味では色々と勉強させてもらったのかも知れない。
一応、在籍だけして話しかしなかったという訳ではないのでコースの方もご紹介。
「美」について、本当に無知だった私には大変勉強になりました。
<<続く>>