そもそもほとんど汗をかかない私。
だったら化学繊維に頼るというより、天然繊維の恩恵を受けるべきなのでは?
と思い立ちました。
いろいろ試してみます。
【綿】
繊維の王様。
夏は涼しく冬は暖かい。肌触りも良く汗も良く吸う気持ちの良い繊維。
フライス→スムース→裏起毛→二枚重ね→キルトって感じに暖かくなっていくけれど・・・。
レディスではほぼほぼ売っていないところが問題。
大きなスーパーのシニア向けコーナーに行かないと綿の厚手の肌着ってないよね・・・。
スムースくらいまではあるけどさ・・・ちょっと物足りないよね(^_^;)
ただ、綿は冬の肌着としては向いていないと言われていて、その理由は、汗を吸収した後乾くのが遅くて、それが体を冷やすというもの。
雪山で凍死した人たちが着ていた下着の殆どが綿素材だったと言います。
なので、家にいる時に着るにはいいけれどちょっと運動したり、買い物とかで店を出たり入ったりみたいな感じの寒暖差の激しい一日を過ごすのには向いていないかも。
【ウール】
元祖吸湿発熱素材。
織り方や編み方によるけれど、ウールも夏は涼しく冬は暖かい。
そしてウール素材のレディス肌着ってほぼ壊滅状態。
やっぱり大きなスーパーのシニア向けコーナーにアクリル混紡で数点あるだけなのよね〜(´□`;)
雪山で凍死しなかった人たちが着ていたのはウール素材だったらしいですよ。
人間も動物だから動物性のものが実は理にかなっているのよね、きっと。
ウールの下着がほぼ売っていないので、ウールのセーターを直接着てみた。
暖かい。
カシミヤだともっと暖かい。
ウールは良い素材じゃないとチクチクして肌痒くなっちゃうし、ハイゲージでも他素材と比べれば目が詰まってないので風が通ってスースーして寒いよね。
【シルク】
たまたま行ったスーパーで珍しくシルクの肌着を見つけたので買ってみた。
何じゃこりゃ!!!(@_@;)
と思うくらいの心地良さ。
蚕の繭からできる天然素材最高の万能素材、シルク。
今回着てみてその良さを実感。
言うなれば、体の本来の機能をサポートしてくれる素材だと思う。
それは重ね着することですごい分かったのですが
シルク+ウール→超暖かくてなおかつ気持ち良い。
シルク+ヒートテック的なもの→ヒートテック2枚重ねよりもはるかに暖かいよ。
シルク+ポリエステル→蒸れなくて快適
シルク+綿ブロード→涼しい
すごいな、シルク!!!
短所:高い。そもそもほとんど売ってない。
摩擦に弱い。虫食いにあうかも。
紫外線でボロボロになる。
漂白剤はダメ。
長所:そんなことどうでも良くなるくらいの心地良さ。
お手入れ方法:裏返してネットに入れ中性洗剤で弱流洗い。
脱水はほどほどに陰干しして通気性の良い場所に保管。
といった感じでしょうか。
ということで、今年の冬からインナーはシルクデビューを果たした私です。
いろいろ試した結果、
シルク+カシミヤ+ダウン+ナイロン(風通さないやつ。最強はレザーだと推測しているが手が出せない。)が最も暖かいかなと感じています。
シルクがなかなか売っていないので、ネットで探していたら・・・
冷え取りシルク肌着 やら 冷え取り靴下 などがHIT!!
冷え取り靴下聞いたことがある・・・。
見てみれば、シルク+ウール+シルク+ウールの重ね履き商品でした。
私が一冬かけて実験検証した結果がここに・・・!!!
私だけの発見じゃなかったのね〜とか思いながら、検証は正しかったなぁと思った今日この頃。
汗をほとんどかかない冷え性の皆様、是非お試しを♪