今年も最後の一日となりました。
2017年も、城巡りや舞台鑑賞などにいそしんでいた私でしたが
10月に父を亡くしました。
くも膜下出血でした。
本当に突然のことでした。
驚きやら動揺やら悲しみに暮れる間もなく、人の死後というのは本当に事務的で容赦がない仕組みになっているなぁということを実感しました。
やらなければいけないことや調べなくちゃいけないことが山積みで変な焦燥感に駆り立てられた毎日でした。
葬式について、葬儀社について、お墓について調べまくりました。
そこで思ったのは、元気なうちに意思を確認したりある程度は仕組みを調べておくべきだなぁと。
そんな中並行して、床下工事でごたごたしたり、町内会の集金係の年だったりで無駄にバタバタしたり、最後の最後で落ち着かない日々を過ごしておりました。
イライラすることも多かった中、支えてくれたのはやはり周りにいる皆さんでした。
そばにいてくれるだけで励まされるし、力が湧いてくるなぁと実感しました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
また行き詰った私を気分転換に連れ出してくれた仲間にも感謝です。
でも忙しすぎたので、来年は遠征や舞台鑑賞を少しだけ抑えて、家族と過ごす時間を増やしてみようかなと考えております。
(飽くまで少しだけになるかとは思いますが)
私が実家を出てからもう20年が経ちます。
なので、両親の生活スタイルも好きな食べ物も20年前のまましか知りません。
20年も経つと嗜好がものすごく変わっていたり、言ってることも変わっていたり、別人のように違いますよね。
私が実家にいた頃の父は人生つまらなそうに過ごしていました。
ですが、最近は近くの川に毎日出かけそこにいるカワセミや水鳥を追いかけて写真に収めていました。
友達も沢山いて、まるで小学生の男の子たちがきゃっきゃしながら遊びまくっているような楽しい毎日だったようです。
倒れたその日も、前日に撮った写真のチェックをしていたようです。
突然すぎることではありましたが、苦しまず楽しい毎日を送って良い状態で人生を終えられてよかったなぁと思います。
私も悔いのないように人生を過ごしていきたいなぁと思います。
来年も沢山笑って過ごすことができますように。
今年も一年ありがとうございました。